第29回全日本学生選手権個人ロードレース大会

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    6月16日(日)、第29回全日本学生選手権個人ロードレース大会が今年も長野県木祖村にある味噌川ダムのダム湖を周回する181キロで開催された。

    京産大チームは昨年優勝の4回生木村と3位の4回生吉岡の両選手を中心に12名での出走です。夜中に京都を出発し午前4時半にチームの宿泊する民宿に到着。サポートメンバー3名と秋田監督と合流し、選手より一足先にピット設営の為コースに向かう。いくつかのチームのサポート部隊もピット設営を開始していたが、コース脇の良い場所を確保する事ができ、テント・ローラーを設営し...宿から自走してくる選手の到着を待つ事にする。

    前日の雨の影響もあり、気温はかなり低い。路面も濡れており、おそらくコース上には雨で流れ出てきた小石等が出てきていると思われる。過去、このコースで雨が降った時はパンクが多発しており、スペアーホイールもしっかりと準備する必要がある。機材交換が認められるのは補給地点手前の最終コーナー外側とダム湖の一番奥の2か所のみ。サポートの1回生平松と代車1台をダム湖奥に配置、スペアーホイールと代車2台は最終コーナーで2回生中村がスタンバイする。代車1台は吉岡が練習で使用するクロモリロード。当然ながらポジションは吉岡にピッタリしている。

    午前6時半、選手たちがユニフォーム姿で颯爽とピットに現れた。今回、新しいチームウエアのお披露目レースでもある。全員が新しいウエアに身を包んで走っている姿はとても絵になるものだ。

    選手たちは各自、ローラーに乗ったりコースの下見に行ったりしてスタートまでの時間を過ごす。その間に監督会議がスタート地点で行われ各種説明がされる。この時点でアーム・レッグ・シューズのカバーの着用を禁止するとの説明を受けるが、スタート時の気温が低い事や山の天候は変わりやすいのでアームカバーの着用は認めてほしいと秋田監督が提案、許可がおりる。競技役員からの説明で、冬場でないこの時期のレッグカバーやシューズカバーの着用は必要ないと判断、そして禁止されているコンプレッション(着圧)系のモノをすべてチェックする事は困難である為の措置である旨が説明される。役員スタッフ人数にも制限があり、運営の簡素化が必要な学生レースに置いては仕方のない事だと納得する。



    昨年優勝の木村がスタート最前中央に並び、午前8時スタートが切られる。いつもならスタートしてすぐにハイペースとなり集団人数の絞り込みが行われるのだが、今年はペースが上がらず坦々と進んでいく。レース序盤から立命館の2名を含むグループが集団との差を保ちながら逃げ続ける。

    日差しが強くなり気温も上がり始め後半の体力消耗が大きくなる事が予想される。レース中盤より、選手には補給をしっかりと取るように指示を出すが選手の耳に届いているのかはわからない。そんな中でも吉岡は確実に補給ボトルを受取り気を使っている事がわかる。入学当初はレース後半にハンガーノックになるなどしていた事を考えると成長している事がわかる。木村は少し苦しそうに見える。前走となったツール・ド・シンカラにおいて体調を崩していた事が気になるがレース中に回復させようとしている感じだ。1回生間瀬はコンスタントに集団前方に位置し見た目も好調そうだ。同じコースを使って5月に行われたレース“木祖村2Days”に参加しコースを一度走った事が役立っているはず。

    レース中盤、有力候補が動きかなり強力な逃げグループが形成された。山本選手@鹿屋、黒瀬選手@中央、金井選手@明治らが入っている。

    そんな時に、メイン集団では吉岡のリア変速機に他の選手が突っ込んでくる形で落車。吉岡の変速機が完全に壊れるアクシデントが発生し完全に走行不能状態になる。その場で吉岡の近くにいた2回生谷口が自分のバイクを吉岡に渡し吉岡は再スタート。谷口は後方から来るニュートラルサポートを待つ。谷口のバイクはサイズが吉岡には合ってなく、そもそもペダルが違うのでそのままでレース続行は厳しい。そんな時に今度は、身長も同じぐらいで同じペダルを使用する4回生服部が吉岡にバイクを差出し吉岡は服部のバイクで集団復帰を目指す。彼らのおかげで大きく遅れる事なく吉岡は集団に復帰する事ができた。

    ニュートラルサポートから吉岡の壊れたバイクを受け取ったが、リアエンドごと変速機が壊れ後輪に巻きついていた。吉岡には次の周回で代車にスイッチさせ自分の体にあったマシンでレースを続行させる事が出来ているが、服部らのバイクよりパーツを移植する形でメインバイクの修復をする。ダム湖奥で選手に指示を出す監督にもバイク修理が完了した事を報告、吉岡に伝えて貰う。吉岡はきっちりと集団前方で交換地点に来てバイク交換、集団の中ほどに復帰する。急遽の交換で変速トラブルもあり後2回バイク交換する事になったが最後の勝負所までにはメインバイクで挑める状態に戻す事が出来た。マシン修理・交換には4回生南野・2回生中村が頑張ってくれた。後で見ると吉岡の前輪がスローパンクを始めていたので、前後輪とも交換していて正解だったと思う。

    その頃には強力な逃げグループも掴まり、最終局面に向けての動きが活発化していた。そして吉岡を含む10名ほどのグループが逃げ出す事に成功。残り距離とメンバーを見るとこの中から優勝者が出る事が予想される。理想とすれば、この中に間瀬が入っていて欲しかった。そのグループに加わり逃げる体力は残っていたはず。終盤に向けて動けそうだった1回生中井も落車リタイアする。キャプテンの3回生鍵本も落車の影響で集団より遅れてしまっている。木村は体調がおもわしくなくリタイアに終わる。ナショナルチームメンバーとしての連戦の疲れが溜まっていたのだろう。これでまた一つ大きく成長してくれると思う。

    補給地点を通過する吉岡はかなり落ち着いている。必死に補給を取ろうとする他の選手の動きも冷静に見つつ確実に補給ボトルを受け取っていく。これはやってくれそうな予感がする。

    最後の補給を終え、ケガ負傷した部員以外は最後の1キロの登りへと向かう。登りの下から上まで部員を配置し最後の声援を贈る。この登りで抜け出し昨年優勝した木村には最後の勝負ポイントで応援するように指示を出す。

    集団はばらけた形で最後の登りに突入してくる。登りの途中で吉岡を含む2名が少し抜け出してる事が競技役員の無線から聞こえる。しかし、次の瞬間“ゼッケン2、落車”との一報。そして最初にゴールに飛び込んできたのは順天堂大の選手。吉岡はうなだれ4位でゴールした。その後はバラバラに選手たちがゴールしてくる。須尭・渡邊もゴール。

    最後の逃げグループに乗れず集団に残され前を追走しようと飛び出した間瀬も途中落車してしまったが、最後まで走りぬき完走。

    171名スタートし完走は39名のサバイバルレースが終わった。


    4位という順位は悔しいが、チームとしてやれることはやり、それを受けてエースも最終局面まで攻め続けしっかりと勝負権のある位置で走ってくれたので何も言う事はない。また一つ、チームとして成長できたレースだったと思います。

    1位 辻本尚希(順天堂)
    2位 前園浩平(立命館)
    3位 雨宮正樹(日大)
    4位 吉岡直哉(京産大)

    19位 須尭元春(1回生)
    25位 渡邊誉大(2回生)
    38位 間瀬勇毅(1回生)

    いつも学生スポーツに多大なるご理解を頂きコース提供をして頂いている木祖村様、独立行政法人水資源機構味噌川ダム管理所様を始め、レース運営をして頂いたスタッフ・関係者の皆様、朝早い朝食にもいつも対応して頂いている民宿りんどうの皆様、チーム活動へ応援と理解をして頂いている保護者の皆様・OBの先輩方、ありがとうございました。

    祝勝会の目玉

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       前回更新したのが年明けだったので、もう4か月ぶりの更新になります。このペースでいけば年3回ぐらいの更新か!?

      先日、KEIRINグランプリ2012優勝と急遽追加された日本選手権優勝のW祝勝会に出席してきました。祝勝会の模様は競輪ステーションさんのレポートを参照して頂ければと思います。

      で、祝勝会に先がけて競輪ステーションプロデュースのツアーがあり、一般のファンの方々が競輪場に来られ村上選手を始めダービーに出場した京都の選手たちとの触れ合いタイムを満喫されてるようでした。そこにも少し顔を出していたのですが、ツアーに来られるファンの方にちょっとグランプリの時の雰囲気を味わってもらおうと村上選手と考えて作ったのがコレ!



      等身大顔抜きパネル!!!!


      観光地とかに行ったらあるアレです。こうやってバンクに置けば年末のあのシーンを再現出来ちゃいます。

      画像データを新聞社から貰い、快くパネルに使う事も許可頂きダービー開催中に発注し、祝勝会当日競輪場にギリギリ届きました。面白いと思うんですけどねぇ・・・・今回の祝勝会ツアーの目玉として作りました!今後、これをどうやって生かせるか検討中です。

      これ使える!と、思うシーンがあればシリーズ化も検討いたします!





      2013年 賀正! カレンダープレゼント

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        新年あけましておめでとうございます。



        2012年もあっという間で、自転車に乗る事もほとんどなく・・・というよりも“自転車乗るのしんどいなぁ・・・”という妥協しまくりで一年が過ぎました。



        今年こそ・・・ほどほどに自転車乗ろうと思います。



        昨年は、“関西トラックフェスタ”というトラックレースのシリーズ戦を向日町競輪場と旧・大津びわこ競輪場にて開催いたしました。今年も引き続き開催しトラック競技の普及を目指して行きたいと思います。ロードレースで早くなりたい人もトラック競技を経験しておいた方が絶対に良い!と思っていますのでよろしくお願いいたします。(イギリスやオーストラリアの有名ロード選手のほとんどはトラック競技の出身なんですよね)





        さてさて、昨年も京都向日町競輪場のオリジナル卓上カレンダープレゼントをさせて貰ったのですが、今年も選手会で貰ってきました。

        本場などで入手可能だと思うのですが、こちらでも
        10部限定でご希望の方にプレゼントさせて頂きます。

        昨年同様、先着順ですのでお早めにお願いいたします。



        10名様に達しましたので1月4日に締切させて頂きました。
        ご応募ありがとうございました。

        京都支部所属の全選手の顔写真が載っています(微妙な感じもしますが・・・)。表は主なS級選手仕様になってます。



        ご希望の方は下記アドレスにメールでご応募下さい。



        infoアットmasanoriyamagishi.net(アットを@に換えて入力して下さい)


        件名に“向日町カレンダー希望”と書いてご住所(郵便番号も忘れずに)、お名前を忘れずに記入してください。



        発送を持って当選のご連絡に変えさせていただきたいと思います。先着10名様です。

        (個人情報は今回のプレゼント発送以外の目的では利用しません、発送後すべて消去いたします)



        しばらく、ブログ更新もせず放置していたので10名にも達しないかも知れないですね。




        年末の12月30日、京王閣競輪場で開催されたグランプリ2012を現地観戦してきました。仲間達との3年連続の応援観戦ツアーです。



        強烈な雨が降る中で最終1センター辺りで“彼”のフォームが動いた。それまでの追走モードから上半身を固定し直して“全力”でペダルを踏込み始めた時に心の中で“行けぇ!!”と叫んでいました。そこしかないというタイミングだったと思います。少しでも遅れていたら前走の選手に合わせて踏まれていたと思います。先頭に出切ってからは祈る思いであの一瞬がとても長く感じられました。ゴールの瞬間、残ったのか抜かれたのか全く判らずオーロラビジョンを確認。ゴール後1周してきた“彼”が右手を上げるのを見た瞬間、涙が出てきました。



        苦しんで苦しんで・・・でも、決して諦めず弱音を吐かず己のスタイルを貫き全てを競輪に捧げて努力してきた男がやっと頂点に立ちました。最高の瞬間を目の前で観させて貰えた事に感謝です。





        レース後、一緒に観戦した京都府の元国体代表メンバーで記念撮影。

        2012年・夏

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          今年から始まった“関西トラックフェスタ”(トラックレースの競技会)も第3戦まで終了しました。

           毎月1回、向日町競輪場か旧・大津びわこ競輪場を使って開催し、申込も簡単にネットで出来て参加費も当日払いOKと気軽に参加できるようにしています。ピストの無い方でもロードレーサーの部もありますし、毎回の上位入賞者にはポイントを与えて年間のシリーズチャンピオンを決めようと思っています。

           今月の第4戦は7月29日(日)に向日町競輪場で開催です。


          トラック競技は自転車競技の中で“あぶない”とかよく言われるのですが、逆に一番“安全”だと思っています。ロードレースのように曲がり角もないし、前で急ブレーキをかけられる事もない。トラックで危険な走りをする人はロードレースではもっと危険な走りしか出来ない人だと思います。

          せっかく専用の競技場(競輪場)がタダで使う事が出来るのだから、どんどん使って行かないと!

           今年の夏8月15〜19日、京都南丹市美山で西日本の大学生を集めて合同合宿をする事になりました。何校かに声掛けした所、40名ほどの学生が集まってくれそうです。

          内容の濃い練習も大切ですが、同じ自転車競技に打ち込む仲間として交流を深めて貰いたいという願いもあります。このつながりは卒業後も絶対に役に立つものだと思うからです。

          そこそこ良いメンバーが参加してくれるので、お互いに切磋琢磨して後のインカレで最高のパフォーマンスを発揮できるように仕上げて貰いたいです。

          そして、その合宿の最終日は美山で“美山サイクルグリーンツアー”が行われます。合宿に参加した学生たちにはコース内の巡回パトロールとしてイベント参加してもらいます。イベントに参加する方々に普段なかなか見る事の出来ない学生の選手たちの走りを見て貰えるし、学生にはやっぱり自転車競技の発展の為にこういったイベントへの協力をドンドンとして行って貰いたいと思っています。

          夏の締めくくりは、8月末から9月頭にかけて鹿児島県で開催されるインカレです。後半の何日間か行く予定にしています。

          この前、弟子の一人がA級の1・2班戦で初優勝しました。初日・2日目とネットのダイジェストを見て決勝に進んでいたのは知っていたので、仕事中にパソコンでライブ観戦しました。



          前を若い選手に任せて、その選手の捲りに乗って最後差し切っての優勝でした。やっとです。他の弟子たちも続いて貰いたい所ですが、あんまりパッとしないし・・・。



          でも今度、祝勝会をやろうと思ってます。久々です。

          ガールズケイリンも始まりました。京都にも一人ガールズ選手がいます。でも、かわいそうな事に向日町競輪どころか近畿でガールズケイリンの開催がないので今一つ盛り上がりに欠ける気がします。テレビなどでガールズケイリンがたくさん取り上げられてても近くで開催されてないと存在が忘れ去られてしまいます。はやく近畿でも開催できるようになれば良いのになぁ、と思います。







          関西トラックフェスタ 略して 関トラ

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            関西トラックフェスタ開催中

            http://kansaitrackfesta.web.fc2.com/






            ウィラーからの美山ロード

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              先週末、久々にウィラースクールに参加。息子と甥っ子を連れて京都府南丹市美山へ・・・



              翌日が“美山ロード”開催という事もあり、レースに参加する子供たちが多く実際のコースをグループに分けて周回する内容がメイン。少しずつペースを上げて行き子供たちの様子を見るが、みんな良く走る。最近、ほとんど自転車に乗っていないので先導する自分の方が息が上がってしんどくなってきてしまう。



              地元・美山の子供たちが多いが毎月のようにスクールがあり、ドンドン早く上手に自転車に乗れるようになってきている。中にはメチャクチャきれいにペダリングする子もいる。この年代は重たいギアに頼りがちなのだがクルクルとキレイに回す。上半身も力みがなく立ち漕ぎもキレイにスッとこなす。この環境で育てば・・・将来が楽しみだ。



              スクールが終わった後、息子たちと一緒にサイクリングに行きました。暑かったので休み休み走りながらも20キロぐらいを乗りました。また夏に大きなサイクルイベントが美山であるようなので、それには娘たちも連れて来たいと思います。



              そして翌日の日曜日、美山ロードに今度は京産大自転車競技部のコーチとして行きました。長野県で行われているレースに主力陣は行っているので、美山ロード参加は1回生を中心に京都登録の選手5名のみ。



              前日のスクールで一緒に走った子供達のレースの写真を撮りに行ったりもしながら、学生達の出番を待つ。頑張れよ〜!と、選手達を送り出したら後はのんびりレース観戦。距離も短いので補給などを用意する必要もなく、楽でした。




              やっぱり自転車で走るところを見ると、レースに出たいとかは今は思わないけど自分も乗りたくなってくるなぁ。

              今週末、向日町競輪場で“向日町トラックチャレンジ〜子供自転車教室”をやります。毎年、春秋の年二回開催で今度で9回目。自転車専用の場所なんで、思いっきり走ってもらいたい。問題は天気!今の所、雨マークがついている。

              全プロ大会

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                 群馬県にあるグリーンドーム前橋で、昨日“全プロ大会”がヒッソリと開催されていた。

                競輪選手が自転車競技種目を走り順位を競う大会で、特に短距離系種目では国内でトップレベルの走りが見る事ができます。

                自転車競技の発展を願う者としては、この大会を“競輪選手大運動会”として内輪だけで開催してる今の現状は非常に勿体ないと昔から感じています。高校生などの若い次の世代の競技者にトップレベルの走りを見せれば絶対に刺激になると思うので、観戦に来てもらえるように“自転車競技”の広告媒体をもっと使って告知をすべきだし、例えば高校生競技者を招待してでも観戦に呼ぶべきだと思います。

                それと競技役員等も全国から支部長を集めて運営されていますが、その必要があるのでしょうか?それこそ、開催地で審判ライセンスの取得推進や競技役員の育成にこの大会を使えば良いのにと感じます。全国から支部長を集める交通費や日当だけでかなりの金額が使われています。現役時代に選手会の総会でもこの事を訴えた事があります。ずーっとこのやり方で疑いもなくやってきている人たちに理解してもらうのは本当に難しいです。

                それと“運動会”的な雰囲気が、例えば選手のユニフォームにも表れています。アンダーシャツで走ったり、海外プロチームのウエアーを来ていたり・・・着る方にも問題はありますが、“競輪選手をどう見せるか?”を考えるべき選手会が何も考えてないんでしょうね。

                競技でいえば、今回、女子の加瀬選手が1?タイムトライアルで1分10秒で走りました。日本新記録です。1?タイムトライアルは今や女子の正式種目ではないですが、素晴らしいタイムだと思います。個人・団体のパーシュート種目でも素晴らしいタイムが出てました。個人パーシュートでは優勝者の“攻める”走りはさすがプロだとも感じました。素材とすれば本当に素晴らしいんです。売り方をもう少し考えて貰いたいですね。

                と、競技推進の立場から書くとこういう感じになりますが、現場の競輪選手の立場を考えるとそれだけでは難しいのかな?とも思います。

                今の過密スケジュールの中で、全プロに向け“競技種目”の練習を十分にするのは非常に負担が大きいです。中長距離種目などの練習となると競輪の練習とは内容がかなり異なるので少なからず競輪に影響も出てくると思います。

                そんな中で全プロ大会を“運動会”ではなく“魅せる大会”にして選手に最高のパフォーマンスを求めるというのは非常に酷な話でしょう。もう少し競輪の日程に余裕を持たせて準備期間と大会後の回復期間を与えてあげてほしいです。そうすれば、もっと高い競技レベルを“魅せる”事ができるのではないでしょうか?寛仁新王牌競輪G1の出場権がかかった大会というだけではなく、競輪の社会的な認知度を高める為にも自転車競技普及・発展に貢献するという事が重要であるという意識を選手のみならず競輪界全体で共有する事も大会のレベルアップには必要だと思います。

                競技役員に関してはすぐにでも変えるべきですね。前日と当日の二日間も練習せずに競技役員に狩り出された競輪選手が数日後、全国の競輪を走ってるんですよ、その状況を何でおかしいと思わないのか?お客さんに失礼じゃないのか?選手会役員の“自分たちが選手会の為に頑張ってるんだ”アピールってのが痛々しい、頑張る方向性が違うんですよね。運営まで選手会でする事によって他団体に選手会の団結力を見せつける事ができる的なモノの考えはもういいんじゃないだろうか?それよりも競技発展の為に選手会が尽力してますって方向の方が良いと思うんですけどね。

                選手会と言ってますが、全プロ大会の運営はJPCA(日本プロフェッショナル自転車競技連盟)です。どっちでも同じようなもんですけど。


                関西トラックフェスタ・第2戦

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                  今日は向日町競輪場にてトラック競技大会“関西トラックフェスタ・第2戦”が行われました。縁あって、そのシリーズ戦の実行委員会事務局をやらせて貰っています。




                  選手時代から思っていた事だが、“全国に自転車競技専用の競技場があり借りるのにお金もかからない。これだけ環境が整った競技が盛り上がらない訳がない”・・・と、いう事で何とか自転車競技のトラック競技を盛り上げて行こうとなりました。


                  4月から10月まで毎月レースを開催して、シリーズチャンピオンを競うという形で企画しています。4月に続いて今日は2回目、来月は旧・大津びわこ競輪場で開催です。




                  トラック競技となると、どうも参加するのにハードルが高いと感じる方もいるようで、その辺の敷居を取っ払いお気軽に参加でき楽しめる大会にしていきたいと思います。


                  しかし、ただ“面白い”と言うのでは“競技”の発展を考えた時には少し物足りないので競技の魅力を伝えてしっかりとした運営と言うものも実現していきたいと考えています。




                  まだ学生時代、京都府自転車競技連盟がシクロクロスという競技のレースをやり始めました。その頃は参加する選手も少なかったし自転車もマウンテンバイクの方が多かったと記憶しています。手伝いで前日のコース設営なんかもしてました。それが今では“関西シクロ”というネーミングで盛り上がりを見せ、シクロクロス人気も全国的に広がりました。20年近くかけてコツコツと普及に力を注いできた結果だと思います。




                  先にも書いたようにトラック競技が盛り上がらない訳がないんです。それを信じてコツコツと普及に努めていきたいと思います。


                  トラック競技を盛り上げるという事は自転車競技を盛り上げる事であって、今は全くリンクしていない競輪の盛り上げに必ず結びつくモノだと感じています。自転車競技に関心を持つ人達に競輪を観て貰えれば、競輪の魅力と言うものも感じて頂けると思います。そこを取り込んで行く事は絶対に必要だと個人的には思っています。

                  シーズン開幕 & 大ギア

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                    気が付けば、海外も日本もロードシーズンが開幕してるじゃないですか!!!ネットでレース結果とか写真なんかを見て気持ちだけ現地観戦しています。



                    この時期、フランドル地方で行われるワンデーレースは最高にカッコ良いです。ツール・ド・フランスなどのように超級の山岳も無ければ、晴れ渡った田園風景もない砂埃と強風、そして荒れた石畳で泥だらけになりながら走る姿がたまらんです。



                    トム・ボーネン選手も好調でパリ〜ルーベが楽しみです。パリ〜ルーベではゴール地点がバンクに設定されています。最後、バンク内に入ってきて1周半走ります。先頭グループが複数の時はケイリン競争みたいに駆け引きが行われます。今年は誰が勝つのか?そして、どんなスペシャルマシーンが投入されるのか?



                    僕の個人的パリ〜ルーベのベストはアンドレア・タフィ選手(イタリア)の99年の逃げ切り優勝でしょうか。96年にチームメート3人で逃げ表彰台独占をしたのだが、この時はチーム内の序列に従い3位でゴール。一生のうちにこれだけのチャンスはそうはあるものではない。そのチャンスをチームオーダーに従わないといけないというのは本当に悔しさが残るだろう。そんな悔しさを胸に秘め、それならばと放った“単独”の逃げ・・・・。石畳区間を終え、逃げ切りが確実となったタフィがバイクカメラに向かって小さくコブシを握りしめる、その時のバイクのスピードメーターは60キロを超えてました(なんちゅうスピードで走るんだ!)。ふぅ・・・なんてカッコ良いんだ。










                    競輪を見てると、最近一段と大ギア化してきてるみたいですね。4.00倍でスゴイと思っていたのが、いつの間にか4.33倍とかもいます。

                    大ギアに対して解説者の方が、“自分らの頃は3.57とかで十分だった。あんな大ギアは必要がない”“踏みこなせていない”と言うような事をよく言っておられるが、それは違うと思います。



                    競輪のレース展開だけでなくセッティングやギア比についても進化の歴史があると思います。3.57主流時代の体の使い方やセッティングで4.00倍ものギア比は不要だったのかも知れないですが、使うパーツは当時と一緒でも全く違うセッティングやペダリングになってるんです。3.57時代を否定するのではなく、その時代があってそこから“進化”していった所に今の大ギア時代があるわけです。レース展開も誰か強い選手が出てくれば、その選手に勝つ為に対策を考え、それが繰り返される事によって常に変化していっています。



                    だから、昔の選手の方が強かったとかいうのも違っていて、その時代、その時代で“最強”の選手は違う。それを単純に上りタイムとかだけで比較する事自体がナンセンスなんじゃないかと・・・

                    今、現場で勝つ為にあれこれと試行錯誤しながら努力してる選手が一番なんだと思います。




                    久しぶりにブログを書いてたら、こんな事が頭に思い浮かんだので書いてみました。

                    平安賞、連覇おめでとう!

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                       先日終了した、向日町開設記念競輪“平安賞”G3の決勝戦はパソコンで観戦しました。

                      ラインの役目をシッカリと各自が果たしての真剣勝負、良いなぁ・・・。昨年に続き、村上博幸選手の連覇となりました。去年は落車も多く思うように走れない日々も多かったと思うので、これをキッカケに今年も頑張っていって貰いたいです。それにしても藤木選手、連日カッコ良かったなぁ。

                      と、余韻に浸りながらその日は久しぶりに家族で外食に行きました。

                      店に着き、注文を終えて料理が出てくるのを待ってる時に携帯が鳴りました。平安賞を優勝した村上選手からでした。打ち上げへのお誘いの電話でした。

                      競輪選手を引退した自分に声をかけてくれるとは・・・メチャクチャ嬉しかったです。

                      家族での食事を済ませた後で打ち上げの会場まで駆けつけました。参加してた選手は最終日を終えた安堵感からとてもリラックスした表情でした。地元記念はやっぱり特別な存在で斡旋が出た時から気持ちが入るので終わった後の解放感は格別です。しかも地元からシッカリとラインを組めるだけの選手が勝ち上がりその中から優勝者を出せたという事でより一層ホッとしたと思います。気心知れた選手だけでのこの時間というのが、一瞬気持ちを緩められる瞬間だと思います。

                      翌日、仕事だというのにかなり飲みました・・・いや、チャンプに飲まされました。辞めた後でもその辺は緩めてもらえません。

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